DUNLOP(ダンロップ)ゴルフカタログ 2017
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12クラブ 2010年より新しい溝の規則が施行されました。この規則は、溝の体積と溝の縁の鋭さを制限するものです。溝の体積を制限する規則は、すべてのクラブ(ドライバーとパターを除く)に適用されます。溝の縁の鋭さの制限はロフト角25度以上のクラブ(一般に、標準的な5番アイアン以下のクラブ)に適用されます。一般ゴルファーにつきましては、2009年までのモデルで旧規則に適合しているクラブを少なくとも2023年12月31日までは引き続き適合クラブとして使用することができます。それまでの期間は新しい溝の規制に適合するクラブの使用が「競技の条件」で義務付けられるのは、プロツアー(2010年~)や一部のエリートレベルのアマチュア競技会(2014年~)だけとなります。 フェースを目標に対してスクエアな状態にしてアドレスした時のシャフトの中心線と地面との角度を指し、この時の角度が大きいものをアップライト、小さいものをフラットと呼びます。ライ角は主に方向性に影響をおよぼします。一般には自然にアドレスした時にトウ側がやや浮く状態が最適です。 シャフトの中心線に対してのフェース面の傾斜角のことで、ダンロップでは「リアルロフト表示」を採用。ノーマルロフトを基準にターゲットユーザーに合わせてモデル毎に設定しています。 シャフトの中心線の延長線からリーディングエッジまでの水平距離を指し、この数値が大きいものをストレートネック、小さいものをグースネックと呼びます。一般には小さい方がボールがつかまりやすくなります。 基本素材としては主に軟鉄やステンレスが使われますが、ダンロップでは「ゼクシオ ナイン アイアン」のフェースには軽比重チタンを、「ゼクシオ フォージド アイアン」のフェースには「HT1770鋼」を使うなど、ターゲットユーザーに合わせてモデル毎に最適な素材を採用しています。 主にバックフェースのデザインにより、フラットバックやキャビティバック、ポケットキャビティ、中空構造などがあり、ダンロップではターゲットユーザーに合わせてモデル毎に最適な形状を採用しています。ヘッド素材ヘッド形状フェースプログレッションライ角ロフト角アイアンクラブの各部名称「溝の規則」についてトレーリングエッジラウンドソールフェースプログレッション重心高さSS高さ(フェース面)ホーゼルライ角ヒールスコアライン(フェースライン)バーチカルラインシャフト軸トップライン重心距離重心リーディングエッジ重心深度トップラインバックフェースフェラル(ソケット)トウロフト角重心クラブをお選びの際は、力の強さや技量に合ったものをお選びください。●危険防止のため、86ページの注意事項もお読みください。ご自身の力に比してシャフトが過度に軟らかいものをお使いになるとクラブが折損することがあります。※ カタログで表示の重量などは設計値です。実測値が設計値と若干異なる場合がありますのでご了承ください。フラットバックキャビティバックポケットキャビティ2009年2010年2011年2012年2013年2014年~2024年2025年2026年■ 「溝の規則」施行スケジュール※2010年12月末時点でのルール内容2010年1月1日~2014年1月1日~2024年1月1日~主要なプロフェッショナルツアープロフェッショナル下部ツアーとエリートレベルのアマチュア競技会一般ゴルファー

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