三菱ケミカル 2018
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製造技術 通常のカーボンシャフトが、「マンドレル」と呼ばれる鉄の芯棒にカーボンシートを巻きつけて作られるのに対して、OT™ ironは、弊社開発のトウプリプレグと言われる樹脂を浸み込ませたカーボン繊維の束を、組み紐状に編み上げていきます。この構造により余計な変形を防ぎつつ、大きなしなりを生み、インパクトゾーンでの安定したヘッド挙動を実現しています。■構造概念図OT™ ironは、標準的な軽量スチールシャフトと比較して、打ち出し角が高く、着弾角度も大きく、真上からターゲットに落とすようなショットが可能となります。高弾道OT™ iron標準的な軽量スチールシャフト OT™ ironは、余計な変形を防ぎ安定した入射角でインパクトすることで、弾道のバラつきを抑えます。着弾精度比較 : OT™ iron VS 軽量スチールシャフトOT™ iron標準的な軽量スチールシャフト #5アイアン 同一ヘッド クラブスピード39m/S ロボットによる試打。※計測機器・トラックマンによる弊社計測例。各5打の平均着弾位置をセンターとする。※あらゆる条件下での同等の結果を保証するものではありません。-5-4-3-2-10-1.2-1.0-0.8-0.6-0.4-0.200.20.40.60.81.01.212345単位:ヤードOT™ ironは、十分な先端ストレート長を設定しており、0.5インチずつフローさせてチップカットを加えていくことで、全番手に使用可能な1本取り設計としています。●上図は参考例です。各ケースごとにアレンジください。チップカット長(インチ) 一定の位置でカットします。十分なストレート長(120mm)を 確保しています。~3I4I5I6I7I8I9IPW~SW無し0.5”1.0”1.5”2.0”2.5”3.0”3.5”37構造通常のカーボンシャフトOT™ iron●弊社実測例スチールシャフト扁平座屈スチールシャフトOT™ Series扁平しない座屈しない捻れない●上図は参考例です。ショット時の実際の形状変化を表したものではありません。爽快な打感・衝撃の軽減OT™ Series 全モデル共通の特徴OT™ ironのセッティング例OT™ Series は、曲げ・ねじれの振動減衰性に優れ、キレのある爽快な打感を演出します。また、ショット時の手首等への衝撃を軽減します。
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