ルール規則改定でどうなるゴルフボールし、うちのマッチングスキルも上がったんじゃないですか。テーマは来年の酷暑対策でしたけど、カートの後付けクーラーや暑熱計メーカー、ファン付きウエアメーカーとか、ゴルフ場関係者と情報交換をして、あの場で商談になったケースもあって。記者D フ場のマッチングも面白かったですよね。クラブハウスの隣にインドア小屋を建てたけど、埃を被ってるから、今度見に来てアドバイスして、とか。記者B ングしてましたが、食べたんですか?記者A ケットに中華饅頭を入れてたんだけど、ウチの社員にあげちゃった。記者B 記者A うん。記者B 食ったんですか?記者A うん、喜んでたよ。記者B ……………。記者C 次回は来年の春なので、早めに企画を立てたほうがいいですね。記者A 頼むよ、Cくん。記者C 任せてくださいッ。記者A それじゃ「編集会議」に入ります。Bくんからどうぞ。記者B はい。わたしはベトナムゴルフ市場の「今」を特集したらどうかなと。トランプ一族の企業がゴルフリゾゴルフシミュレーターとゴルAさんもめちゃくちゃマッチ実は、一口も食ってません。ポポケットから?ートを開発すると発表しましたが、現地の富裕層もゴルフ熱が高まって、日本の商社が40店舗ほど出しているそうです。ツテがあるので、現地リポートも頼めますが。記者A 停滞する日本を抜け出して、新興国の熱気に当たりたいし。記者B 記者A 離計市場はどうでしょう?記者D グ市場に興味があります。販売店がフィッティングを強化して久しいですが、その文化は根付いたのか。各メーカーのヘッドもシャフトも以前より特色が薄まった印象があって、だけどスペックは増えている。このあたりの状況を販売店はどう見ているのか?記者A ふ~ん。記者D 今イチですかね。それじゃ距定で認められて5年、参入企業も大幅に増えました。いろんな商品が競争する中で値段や性能は様々ですが、ゴルファーの何割が使っているのか、売れ筋の傾向はどうか、とか。記者A ん~……Cくんの提案はどんていうかオレが行こうかな。いや、わたしが……。Dくんの提案は?ぼくはクラブのフィッティンルール改な感じ?記者C ゴルフボールに焦点を当てた特集はどうでしょうか?に施行されるルール改定で、ボールの飛距離が抑制されますが、その影響を各所に聞いてみたいんです。記者A R&AもUSGAも、以前からゴルフギアの飛距離抑制に真剣だけど、今回の改定はそんなに影響があるのかなぁ……。プロや飛ばし屋には影響があるかもしれないけど、アベレージゴルファーはほとんど関係ないし、そもそもふつうのゴルファーは真っ直ぐ飛ばないし。あんまり刺激的なテーマじゃないよね。いえ、単なる飛距離の話じゃ記者C なくって、それ以外の広がりがあると思うんです。記者B 広がりって?記者C たとえばダンロップですが、トウモロコシ由来のウレタンカバーを使った『スリクソン』をテスト販売してきて、来年1月発売の『Zスター』で本腰を入れる構えなんです。記者D そうなんですか?記者C そうなんだよ。技術面で言えば飛距離を落とすことは簡単にできる。となるとバイオマス素材に挑戦したり、回収したロストボールを粉砕して使ったり、廃プラの再利用とか、いろんなことができるはず。2028年記者A それってSDGsだよね。なんか面白い話になりそうだなあ。記者C めっちゃ面白いと思うんですよッ。実際、ロストボールがありったけ売れてる現実があって、だけど練習場やインドアで割れたボールの処分はどうなってるのか。使えなくなったロストボールは最終的にどうなるのか。ゴルフボールはボールメーカーだけじゃなくて、ロストボール屋、インドアゴルフ、ゴルフ場や練習場とかいろんな業態で語られるべきひとつの大きなテーマだと思うんですね。遅かれ早かれこの問題に、我々業界は向き合わなければいけません。いかんと思ってるわけですよ。ふう~。記者B Cくん、大演説だねぇ。記者A Cくん、めっちゃ冴えてるじゃないか!むふふ。記者C その観点で見ると、ルール改記者A 定は大きなチャンスになるかもしれないね。ゴルフ界は環境保全に本気だとアピールできるし、「飛んで止まる」の競争から、もっと大きなテーマで開発競争が起きてくる。記者C だと思うんですよッ。ですから我々業界はッ、記者A わかったよCくん。次号の特集はそれでいこう。記者C そうですか!023DECEMBER 2024
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