すが、松山の銅メダルは感動しました。試合展開も面白かったし、松山の表情もふだんとは違って。ゴルフは個人競技だから、日の丸を背負って戦うのは格別な想いがあるんでしょうね。記者D で大泣きしてましたね。相当悔しかったんだろうなぁ……。記者B といいんだけどね。記者C 銅メダル、山下4位で、オリンピックの盛り上がりをゴルフ界はどう活かすか?というテーマでどうでしょう。海外メジャーは地上波で観られませんが、今回の五輪は沢山の人が観たと思うんですね。記者A 記者C 告するにはシバリがあって、積極的にPRできません。その中で業界の知恵が試されるというか。記者A オリンピック熱は冷めてるんじゃないの。日本人は熱しやすく冷めやすいから。記者C 記者A 記者D 暑真っ只中!業界各社の夏対策を取り上げたいと思います。記者A けどね。女子の山下は一歩届かず、4位五輪効果でゴルフが盛り上がるそこで次号の特集ですが、松山どう活かすの?それが問題で、五輪の活躍を広次号の発行は9月1日だから、そうですか……。Dくんはどう?そうですねぇ。ボクの提案は、猛去年も似たような特集を組んだ記者D ルフ場も、夏対策はお手上げ状態でしたが、あれから1年経って進化したのか。PGMは送風機付きのカートを積極的に増やしてますし、ナイター営業も力を入れてます。西武プリンスホテルズワールドワイドも、涼しいカート『ソレイユ』を導入して夏対策を進めてます。記者A 000台を記念して、キャンペーンを打ってるけど、4000台って凄いよね。実は2、3年前に試作機ができたときに乗ったんだけど、秋だったからあんまりピンとこなかった。記者B 記者D は、GEWで夏対策のビジネス交流会をやったじゃないですか。温湿度計やファン付きウエアメーカーを呼んでゴルフ企業とマッチングしましたが、その後ビジネスがどう進んだかを追加取材したい気持ちもあるんです。記者A 記者D 記者A 記者B んが、ゴルフ場のキャディ業務って過酷はい。去年取材した練習場もゴPGMはクールカートの導入4でも今年の夏は人気ですよ。ボクが夏対策を取り上げたいのフォローは大事だからね。凄く大事だと思います。Bくんの提案はどんな感じ?夏対策と関連するかもしれませじゃないですか、特に夏は。記者A 過酷だよね。春だったけど、暑い日にゴルフ場行ったらキャディさんが大汗かいてマスクして、やたら苦しそうだった。で、ファン付きウエアの支給はないの?って聞いたら「社長がケチで買ってくれないんです」だって。社長にキャディやらせたらって言ったら「いいですねえ」って笑ってた。とにかくハードな仕事だよね。記者B それもあって、全国的にキャディ不足が深刻なんですよ。記者D だけどキャディ付きのプレーは高いし、ゴルフの大衆化もあってセルフが増えていますよね。距離計測器もどんどん進化してるし。記者B 全部が大衆化の方向じゃなくて、キャディ付きプレーのいいところもあるんだよ。優秀なキャディが付くとプレーに集中できるし、楽しいし、顧客満足度も上がるから、キャディはゴルフ場の付加価値を高められる。記者D なるほど。記者A ほかのコースとの差別化にもなるよね。GMG八王子は沢山キャディを抱えてるけど、あそこは会員の来場率を高めて家族主義的なクラブ運営を目指している。その際、キャディがキラーコンテンツになるという話で、気に入ったキャディがいるからメンバーになる人もいるんだってね。記者D へえ~、そうなんだ。記者C 紫CCのすみれコースはキャディ付きが基本だから、勤務可能なキャディ数でその日の収容組数が決まるそうです。ハウスキャディ20人、バックアップの派遣キャディ30人で対応してますが、人材確保が難しい。休みも必要だから、4週で6休か7休にしないと離職率が高まるという悩みもある。記者D 条件がいいコースに引き抜かれることもあるんでしょうね。記者B それで会員権販売の住地ゴルフが先日、「キャディ不足対策」をテーマにズームセミナーを開いたら、ゴルフ場関係者が100人も集まった。講師は泉ヶ丘CCの奧野社長で、二代目社長なんだけど、就任以来キャディ・ファーストの施策を連発して90人のキャディを確保したって話でね。私も参加しましたが非常に面白かった。誌面で紹介したらどうでしょう?記者A ゴルフ場の課題はキャディ不足だけじゃなく、コース管理も然りだし、人手不足が深刻だもんね。記者B ですから、いろんな意味で参考になると思うんですよ。記者D キャディを育成・派遣してるゴルカノって会社もありますので、取材してみましょうか。記者A そうだね。次号はBくんの案で特集を組んでみようか。キャディがいない人手不足深刻化025
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