「50 ANGE恵比寿ガーデンプ店舗目の『ZENGOLFRレイス店』のオープンに合わせ、同所へ本社機能も移転しました。インドアゴルフ事業の開始から12年目を節目とし、次の成長フェーズへ進むタイミングと捉えています」そう語気を強めるのはツリーベルの森田晋平社長だ。2012年創業の同社の従業員数 は25億円以上を見込むなど設立以来、は162名。売上は約20億円。当期急激な増収増益を続けている。要因はコロナ禍に入ってからの35店舗に上る出店攻勢で、23年単年でも10店舗増と怒涛の勢いを見せており、「4年前に描いた中期経営計画がほぼ完成しました。今後100店舗を目指しますが、全国展開は難しいと思っています。現在の直営展開に拘るなら、首都圏を深掘りしていくことになるでしょう。とはいえ、首都圏は飽和状態で、売り案件の相談も少なくありません」実際、ZENGOLFでは、今年4月よりアースゴルフアカデミーの6店舗を傘下に収めている。そして、100店舗構想の一番の課題は人材の育成だという。今年4月、埼玉県川口市にトレーニングセンターを設置。日々、スタッフやプロの教育に力を注いでいるが、「店舗として営業しながら、会員には安価な設定で研修生が経験を積ませてもらっています。技術的な部分はもちろん、昨今は接客が重要度を増していますので、重点的に学んでもらう。クレームの多いプロについても、ここで再教育を行い、人心を掌握しつつ、期間は1ヶ月から最長現在、同社ではプロ50名のうち35名を正社員として採用。平均年齢はスが増えているという。「今後もプロの重要度が一層高まっていくと思うんですね。でも、我々の掲げるウェルネスハブスポットでは、プロが孤立した存在になりがち。一枚岩になることを目標に積極的に社員化を進めていきたい」近い将来、ゴルフ場の取得も視野に入れており、首都圏のスケールメリットを活かしてワンストップでゴルファーを囲い込む算段だ。 (浅水)23カ月に及ぶケースもあります」40~50歳代のプロが社員になるケー50歳で、近年は業務委託契約だった039ZENGOLF RANGEを運営するツリーベル森田晋平社長50店突破でプロの社員化を促進ZENGOLFが描く青写真Indoor GolfIndoor Golf
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